2012-11-22 15:45 | カテゴリ:夫の病
画像 1709 (病室から・・・)

11月20日
夫は、看護師に車椅子を押され、笑顔で手をふり、エレベーターで手術室のある
5階へと、降りていった。

2時間半後、片目を包帯で覆われ、痛みに不機嫌な顔ながらも、一仕事終え、やれやれ
という感じで、ばーばらも、ほっと一安心を。

ところが、執刀した後藤教授のお話では、効いていたとばかり思い込み、少々楽観的
になっていた家族の想いを裏切り、効果のある薬はない、といわれる菌であったとのこと。
手術自体は、うまくいったが、「やはり、遅すぎた」「残念です」の宣告。
注入したシリコンオイルを、これからも抜く事はできず、バンドで縛った状態に、今は少し明るさ
が感じられるが、経過しだいでは、真っ暗に・・・。

少しの視力でも戻ってくれたら、と期待していた夫に、教授の話を伝えると、身体が震え
だしたので「どうしたの?」とナースコールしようとした時「ダメだったのか!」と
絞り出すような声と嗚咽が漏れた。

ばーばらは、我慢しきれず涙をポロポロこぼしながら、「残念だけど、大丈夫だよ。片目が
残ったんだから・・」と、背中をさすることしかできなかった。

手術が終わった事、結果や夫の様子を子供達にメールしながらも、人目を憚らず
涙があふれ続けた。

夕方、少し落ち着きを取り戻し、「新婚でもこんなサービスしたことなかったよね~」
と軽口をたたきながら、夫の食事の介助をしていると、会社帰りの息子が「お疲れ様」と、
夫とばーばらの肩にポンと手を、おいた。
彼なりの励ましだったのだろう・・・・。


夫に痛み止めが出て、面会時刻も修了する時刻だったので、明日は早朝からばーばらが
付き添う段取りをして帰宅。いつもならコンビニで買った、お蕎麦か何かをホテルの
部屋で、一人で食べるのだが、息子が「ちゃんとした物と」言うので、二人で
近くのフアミレスで、牡蠣料理を食べた。

東京に息子を奪われたようにしか、正直思っていなかったが、今度ばかりは
東京で仕事をしていてくれて、大いに助かった。

これから逗子まで帰るのでは、大分遅くなるだろうに、ありがとう・・・・。


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