2013-11-19 14:26 | カテゴリ:悲しいこと
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                                       (皇帝ダリア)       


夫が病になってから一年、その間母の顔を見に行ったのは、親不孝だとは承知の上で、

弟が退職して暇が出来たことに甘えて、2~3回。

昨日は、本当に久し振りに、母に会いに出かけた。

顔見知りの看護師さんが「あら~、久し振りじゃないですか?貴女が病気にでもなったのか?

と、心配してたのよ。」と言われ、「いえいえ、これこれしかじか・・・」と理由を説明するハメに。


弟からは聞いていたので、覚悟はしていたが、もう私が誰だかわからず「○○子だよ~」と語りかけて
も、声も出ず、じ~っと見つめてはいるが、すぐに目を閉じてしまう。

耳の掃除、爪きり(薄く脆い爪を切るのは、怖いが、病院では切ってくれないので)をし、髪をすき
寝巻きを調えて、後は看護師さんに「宜しくお願いします」と、声をかけ帰宅する。

強制的栄養補給により、同室の方は10月で満5年、3月で満2年意識もなく、母は7月で
丸2年を過ぎた・・・・。

早く、楽にしてやりたい、と考えてはいけないことと知りつつも・・・・・。



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2013-10-02 16:50 | カテゴリ:悲しいこと
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薬の力を借りて、床に横になり無理やり眠ろうとしているうちに、いつしか眠っていたのでしょう、
雨音で、目覚めました。   「 涙雨だねぇ・・・」


眠っているような甥の額に手をやると、もうすっかり冷たくなっていましたが、「わっ!」と今にも
いつもの笑顔で、起き出してきそうなほど、穏やかな顔付きに少し安心しました。

心臓マッサージを受け続けたせいで、肺に穴があいてしまったのだそうです。
一生懸命治療してくれたんですね・・・・・。
どうしようもない、「突然死」という診断ですから・・・・。
でも残された者には、あれが悪かったのか?
こうすれば、良かったのか?と、悔いはいつまでも・・・。

金曜がお通夜、土曜日がお葬式と決まりました。



そんななか、又やりきれない「死」の報道がありました。
踏み切りの中で横たわる76歳の老人を助ける為、40歳の女性がなくなってしまったとか。

人々は、勇気ある行動と褒め称えますが、ばーばらはあえて誤解を恐れず言いたい!

自殺するつもりだったのか?認知症だったのか? 残された人生の少ない人と、まだ40才
もしかしたら、これから結婚もし、子供もできて夢のある人生を送ったかもしれない人と
命を交換してもいいの?


甥にも、定年したら兄弟で農園をやろう、という夢がありました。

まだまだ、夢のある時間が持てたであろう人の死は・・・・堪えます



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2013-10-01 00:22 | カテゴリ:悲しいこと
夜、いつものようにテレビを見てくつろいでいると、突然の電話の音。

夜中や朝方、電話の音がするといつも、「母か?!」とドキドキするのだが、

今夜のそれは、清水の長姉の息子(甥)が、急死したとの知らせだった。

夜、帰宅して食事中に急に苦しみだし、救急車が到着した時には、すでに息がなかったという。

真面目で穏やかな優しい性格で、仕事も一生懸命、その上枝豆のシーズンには、会社へ行く前や休日にも

弟と二人で、義姉の手伝いをよくしている孝行息子だった。そして、よく枝豆や苺を仕事に行く前に、

届けてくれたっけ・・・・・。

原因は、検死中でまだわからないが、「代わってやりたかった」と、義姉の悔しさ、老いた母や家族を

残して逝ってしまわなければならなかった、甥の無念さを想うと今夜は眠れそうになく、パソコンに

向かっている。

 
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明日の朝は、取り合えず迎えにいってやらねば・・・・・・・


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2013-05-03 13:30 | カテゴリ:悲しいこと
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 クレマチス 母の庭より移り来て 今年も盛んに咲きたるも                             
                 
                 今は喜ぶ笑顔なく  娘の顔も忘れけり
  

相変わらずの、定形外句です。


さあ、連休後半戦が始まりました。

明日は、息子の家族(豆台風)がやってきます。
布団の数も多いので、今日から分けて干しました。
来てくれるのは嬉しいけれど、あと何年、干したりしまったり、
シーツ・カバーの洗濯に取ったりかけたりと、体力が持つでしょう?・・・・・。


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(雫が、ダイヤモンドのようにも見えますね。)



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2013-01-07 10:25 | カテゴリ:悲しいこと
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夫同士が高校の同級生というご縁で、長いお付き合いをしてきたKさん、
娘達も同じ学校だったこともあり、ちょっと離れた所に家を建てられた後も、奥様とは
年に数回、家を訪問しあったり電話などで、近況の報告をしあってきました。

その後、Kさんが突然衝撃的に亡くなったりして、最近は賀状のやりとりをするだけに
なっており、我が家の建て直しのお知らせも、2年ほど前の賀状で知らせ、ぜひ訪ねて
くれるようにと、書き添えておきました。

今年の彼女からの賀状には
( お元気ですか? 訪ねたいのだけれど去年始めから体調を崩して・・・)
とありましたので、気になり早速電話をしてみました。

受話器の向こうからは、思いのほか、明るい声が返ってきましたので、なんとなく安心
したのですが、昨年大腸癌が見つかり手術を受けたが、もう肝臓に60以上の数が
転移しており、手術は不可能で抗がん剤の投与のみ、最近は身体中に浮腫がみられる
ということ・・・・。

気丈に話す彼女に、すぐにでも飛んで行って会いたい気持ちですが、(やつれた姿を
見せたくないと)「 暖かい春になったら、会おうね」と多分、実現しない約束とは
思いつつ、ばーばらは内心の動揺を抑え、電話を切りました。

「お元気ですか?」が、切なくて・・・・。



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